パターは、グリーン上での方向性や距離感を左右する、スコアメイクに欠かせないゴルフクラブです。
しかし、オデッセイ・テーラーメイド・スコッティ・キャメロン・PINGなど、さまざまなブランドから多くのモデルが発売されているため、
「どのブランドのパターを選べばよいの?」
「2026年に活躍しているプロゴルファーは、どのパターを使っている?」
と迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、当サイト「ゴルフトレンド」のクラブセッティングに掲載している、2026年に活躍している国内外のプロゴルファーを対象に、使用しているパターブランドを独自集計しました。
使用パターを確認できた137選手のデータをもとに、使用人数が多かったブランドTOP5と、それぞれのおすすめモデルをご紹介します。
プロの使用率だけでなく、ブランドごとの特徴、モデルの違い、パター選びのポイントもまとめていますので、自分に合った1本を探す際の参考にしてみてください!
※当ページのランキングは、国内外ツアー全体の公式使用率ではなく、当サイト掲載選手を対象とした独自集計です。
ランキングの集計方法
今回のランキングは、当サイトの「プロゴルファー・クラブセッティング」に掲載している、2026年の選手を対象に作成しています。
集計条件
- 2026年に公開されたクラブセッティング記事を対象。
- 使用パターの記載がある137選手を集計。
- 海外男子・海外女子・国内男子・国内女子の選手を含む。
- 1選手につき、使用しているパターを1ブランドとしてカウント。
- オデッセイはキャロウェイとは別のパターブランドとして集計。
- スコッティ・キャメロンはタイトリストとは別のパターブランドとして集計。
- 「Scotty Cameron」「スコッティ・キャメロン」などの表記揺れを統一。
- 2026年8月25日時点の掲載情報を使用。
パターはシーズン途中に変更される場合があります。新しいクラブセッティングが確認できた場合は、随時ランキングを更新します。
プロ使用パターブランドランキング一覧
| 順位 | ブランド名 | 使用人数 | 使用率 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| 🥇1位 | オデッセイ(ODYSSEY) | 43人 | 31.4% | 豊富なヘッド形状から自分に合うモデルを選びたい方 |
| 🥈2位 | テーラーメイド(TaylorMade) | 33人 | 24.1% | Spiderシリーズの安定感と構えやすさを求める方 |
| 🥉3位 | スコッティ・キャメロン(Scotty Cameron) | 32人 | 23.4% | 打感・仕上げ・ツアーでの使用実績を重視する方 |
| 4位 | ピン(PING) | 20人 | 14.6% | 構えやすさと、自分のストロークに合う設計を重視する方 |
| 5位 | ラブ・ゴルフ(L.A.B. Golf) | 5人 | 3.6% | フェースの開閉を抑えた安定したストロークを求める方 |
このほか、ピレッティ、T.P.ミルズ、SIKゴルフ、ベティナルディが各1人となっています。
最も使用人数が多かったのは、43人・使用率31.4%のオデッセイでした。
テーラーメイドは33人、スコッティ・キャメロンは32人と僅差で続き、上位3ブランドだけで全体の約78.8%を占めています。
また、上位4ブランドでは128人となり、全体の約93.4%に達しました。
一方、同じブランドであっても、ブレード型・マレット型・大型マレット型など、使用モデルやネック形状は選手によって異なります。
ブランドの人気だけでなく、自分のストロークや構えたときの見え方に合うモデルを選ぶことが大切です。
プロ使用率が高いパターブランドTOP5
🥇 第1位|オデッセイ(ODYSSEY)パター
使用人数:43人
使用率:31.4%
代表的なシリーズ:Ai-DUAL、Ai-DUAL TRI-BEAM、Square 2 Square、WHITE HOTなど
最新シリーズ:TRTL(タートル)シリーズ【2026年8月7日発売】、DAMASCUS MILLED(ダマスカス ミルド)シリーズ【2026年5月15日発売】
オデッセイは、今回の集計で最も多くのプロゴルファーが使用していたパターブランドです。
国内外の男子・女子ツアーを問わず使用者が多く、ブレード型からマレット型、大型マレット型まで幅広いヘッド形状が展開されています。
特に、#7、ROSSIE、JAILBIRD、2-BALLといったヘッド形状は、それぞれ構えやすさや安定感に特徴があり、自分の好みに合わせて選びやすい点が魅力です。
2026年モデルでは、異なる硬さの樹脂を組み合わせた「Ai-DUALインサート」を搭載したシリーズが充実しています。
なかでも「Ai-DUAL TRI-BEAM」は、打点のばらつきに配慮したインサートと、ヘッドを広い範囲で支えるラケットホーゼルを組み合わせたモデルです。
こんな方におすすめ
- プロ使用人数が最も多かったブランドを選びたい方。
- ブレード型から大型マレット型まで幅広く比較したい方。
- 打点のばらつきによる距離感の差を抑えたい方。
- 柔らかい打感のパターを探している方。
- 自分に合うヘッド形状やネック形状を選びたい方。
選ばれる理由・特徴
- 今回の集計では137人中43人が使用する第1位。
- 海外男子・海外女子・国内男子・国内女子の幅広い選手が使用。
- #7、ROSSIE、JAILBIRD、2-BALLなど形状の選択肢が豊富。
- Ai-DUALインサート搭載モデルは打点のばらつきに配慮。
- TRI-BEAMシリーズでは特徴的なラケットホーゼルを採用。
- ゼロトルク設計のSquare 2 Squareシリーズも選択できる。
アマチュアにおすすめのモデルはAi-DUAL TRI-BEAM #7
Ai-DUAL TRI-BEAM #7は、方向性と安定感を重視したい方におすすめのモデルです。
ツノ型の#7ヘッドは目標方向に構えやすく、左右に広がった形状がストローク中の安定感を生み出します。
さらに、Ai-DUALインサートとラケットホーゼルを組み合わせることで、打点がずれたときの距離感や方向性のばらつきに配慮しています。
「ショートパットで引っかけや押し出しが気になる」「マレット型の安心感がほしい」という方は、候補に入れてみてください。
モデル比較表
| モデル | 主な特徴 | ヘッド形状 | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|
| Ai-DUAL TRI-BEAM #7 | ラケットホーゼルとAi-DUALインサートを搭載 | ツノ型マレット | ミスヒットへの強さと方向性を重視する方 |
| Ai-DUAL #7 | 定番の#7形状にAi-DUALインサートを搭載 | ツノ型マレット | 安定感と構えやすさを両立したい方 |
| Ai-DUAL 1/2-BALL | 半円形のアライメントで目標方向を確認しやすい | マレット | フェースの向きを合わせやすいモデルを探している方 |
| Ai-DUAL JAILBIRD MINI | 視覚的に構えやすいコンパクトな大型マレット形状 | マレット | 構えやすさと安定感を重視する方 |
| Ai-DUAL Square 2 Square | フェースの開閉を抑える設計 | マレット | ストローク中のフェース管理をシンプルにしたい方 |
主な使用プロゴルファー
- ジーノ・ティティクル:White Hot Versa #7
- ザンダー・シャウフェレ:Toulon Design Las Vegas Prototype 7CH
- ジョン・ラーム:White Hot OG Rossie Prototype
- ミンウ・リー:TRTL
- 石川遼:PT 09 ix ProtoType
- 安田祐香:TEN TRIPLE TRACK
- 小祝さくら:Ai-ONE TRI-BEAM JAILBIRD MINI
- 原英莉花:TRI HOT 5K ROSSIE
- 竹田麗央:TRI-BEAM #7
🥈 第2位|テーラーメイド(TaylorMade)パター
使用人数:33人
使用率:24.1%
代表的なシリーズ:Spider Tour、Spider Tour X、Spider Tour V、Spider ZTなど
最新シリーズ:Spider TOUR TORCHED(スパイダー ツアー トーチド)シリーズ【2026年8月7日発売】
テーラーメイドは、今回の集計で33人のプロゴルファーが使用していたパターブランドです。
特に使用が目立ったのは、Spiderシリーズです。
テーラーメイドのパターを使用している33人のうち、29人がモデル名に「Spider」を含むパターを使用していました。
Spiderシリーズは、ヘッドの安定感と目標方向への構えやすさを重視したマレット型パターです。
Spider Tour Xはスコッティ・シェフラー、ロリー・マキロイ、コリン・モリカワ、山下美夢有など、国内外で活躍する選手に使用されています。
同じSpiderシリーズでも、ヘッド形状やネック形状、フェースの開閉のしやすさが異なるため、自分のストロークに合うモデルを選ぶことが大切です。
こんな方におすすめ
- プロの使用実績が多いSpiderシリーズを試したい方。
- マレット型の安定感を重視する方。
- 目標方向に構えやすいパターを探している方。
- 打点のばらつきによる方向性の乱れを抑えたい方。
- 世界のトッププロと同じブランドのパターを使いたい方。
選ばれる理由・特徴
- 今回の集計では137人中33人が使用。
- テーラーメイド使用者33人のうち29人がSpiderシリーズを使用。
- Spider Tour Xは国内外の男女プロに使用者が多い。
- 大型マレットの安心感と方向の合わせやすさを両立。
- ネック形状の違いによって自分のストロークに合わせやすい。
- ゼロトルク設計を採用したSpider ZTも選択できる。
アマチュアにおすすめのモデルはSpider Tour X
Spider Tour Xは、マレット型の安定感と適度な操作性を両立したい方におすすめです。
大型すぎないヘッド形状で構えやすく、目標方向を意識しながらストロークしやすいモデルです。
また、スモールスラント、クランクネック、ダブルベントなど、仕様によってネック形状が異なるため、同じSpider Tour Xでも振り心地やフェースの動き方を比較できます。
「プロ使用モデルを参考にしたいけれど、大きすぎるヘッドには抵抗がある」という方にも試しやすいパターです。
モデル比較表
| モデル | 主な特徴 | ヘッド形状 | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|
| Spider Tour X | 安定感と適度な操作性のバランスがよい | マレット | プロ使用モデルに近い形状を試したい方 |
| Spider Tour | 大型ヘッドによる安心感がある | 大型マレット | ヘッドの安定感を重視する方 |
| Spider Tour V | コンパクトな見た目と操作性を意識した設計 | マレット | 大型ヘッドが苦手な方 |
| Spider ZT | フェースの開閉を抑えるゼロトルク設計 | マレット | 方向性のばらつきに悩む方 |
| Spider Tour TRUSS | TRUSSホーゼルによる安定感が特徴 | マレット | インパクト時のヘッドのぶれを抑えたい方 |
主な使用プロゴルファー
- スコッティ・シェフラー:Spider Tour X
- ロリー・マキロイ:Spider Tour X
- コリン・モリカワ:Spider Tour X
- トミー・フリートウッド:Spider Tour Black
- ブルックス・ケプカ:Spider Tour V
- 中島啓太:Spider Tour V
- 山下美夢有:Spider Tour X
- 岩井明愛:Spider Tour X
- 古江彩佳:Spider Tour Z Double Bend
🥉 第3位|スコッティ・キャメロン(Scotty Cameron)パター
使用人数:32人
使用率:23.4%
代表的なシリーズ:PHANTOM、Studio Style、NEWPORT、FASTBACKなど
スコッティ・キャメロンは、今回の集計で32人のプロゴルファーが使用していたパターブランドです。
高い精度で仕上げられたヘッド形状、打感、打球音へのこだわりから、国内外のツアーで幅広く使用されています。
今回の集計では、32人中25人のモデル名に「Prototype」または「Proto」が含まれていました。
プロ使用モデルには市販されていないツアー仕様も多いため、完全に同じモデルを購入できるとは限りません。
そのため、アマチュアが選ぶ場合は、PHANTOMやStudio Styleといった市販シリーズから、使用プロのパターに近いヘッド形状やネック形状を探すのがおすすめです。
2026年のPHANTOMシリーズには、コンパクトな「Phantom 3.2」や安定感を重視した「Phantom 12」などもラインアップされています。
こんな方におすすめ
- 打感や打球音にこだわってパターを選びたい方。
- ツアーでの使用実績が豊富なブランドを選びたい方。
- 高級感のある仕上げや所有感も重視する方。
- ブレード型とマレット型を比較したい方。
- プロが使用するツアープロトタイプに近い形状を探している方。
選ばれる理由・特徴
- 今回の集計では137人中32人が使用。
- PHANTOMシリーズのマレット型とStudio Styleシリーズのブレード型を展開。
- 使用選手32人中25人が「Prototype」または「Proto」と記載されたモデルを使用。
- フェースインサートやミーリングによる打感・打音にこだわった設計。
- 同じヘッド形状でもネック形状の異なるモデルを選べる。
- 松山英樹、ルドビグ・オーベリ、リディア・コーなどが使用。
アマチュアにおすすめのモデルはPHANTOM 5
PHANTOM 5は、マレット型の安定感とコンパクトな見た目を両立したい方におすすめです。大きすぎないヘッドサイズで構えやすく、マレット型の安心感を得ながら自然なストロークをしやすいモデルです。
また、PHANTOMシリーズは同じヘッド形状でも、ネックの違いによってフェースの動き方や構えたときの印象が変わります。
「スコッティ・キャメロンに興味はあるけれど、ブレード型は難しそう」という方は、PHANTOM 5を最初の候補にしてみてください。
モデル比較表
| モデル | 主な特徴 | ヘッド形状 | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|
| PHANTOM 5 | コンパクトなマレット形状で安定感と操作性を両立 | マレット | 初めてスコッティ・キャメロンを試す方 |
| PHANTOM 7 | ウィング形状と分かりやすいアライメントが特徴 | マレット | 方向の合わせやすさを重視する方 |
| PHANTOM 9 | 丸みのある形状で打感と寛容性のバランスがよい | マレット | 構えやすさと安定感を求める方 |
| PHANTOM 3.2 | コンパクトなミッドマレット形状 | ミッドマレット | 大型ヘッドが苦手な方 |
| PHANTOM 12 | 大きめのヘッドで安定感を重視 | 大型マレット | 打点のばらつきを抑えたい方 |
| Studio Style NEWPORT 2 | 直線的で構えやすいブレード形状 | ブレード | 距離感と操作性を重視する方 |
| Studio Style FASTBACK | 丸みのあるコンパクトなマレット形状 | ミッドマレット | ブレード型とマレット型の中間を探している方 |
主な使用プロゴルファー
- 松山英樹:NEWPORT2 Prototype
- ルドビグ・オーベリ:Phantom 3.2 Prototype
- ジャスティン・トーマス:Phantom 9.5 Prototype
- リッキー・ファウラー:Phantom 5 Prototype
- リディア・コー:Phantom 12 Tour Prototype
- キャメロン・ヤング:Phantom 9.5 Tour Prototype
- ジャスティン・ローズ:Phantom 5 Tour Prototype
- 西郷真央:Fastback 1.5
- 平田憲聖:Phantom Black 9.2B
※プロ使用のPrototypeモデルは市販されていない場合があります。
第4位|ピン(PING)パター
使用人数:20人
使用率:14.6%
代表的なシリーズ:SCOTTSDALE TEC、SCOTTSDALE、PLD MILLEDなど
PINGは、今回の集計で20人のプロゴルファーが使用していたパターブランドです。
2026年のクラブセッティングでは、精密な削り出しヘッドを採用するPLDシリーズに加え、SCOTTSDALE TECやSCOTTSDALEシリーズも使用されていました。
特に、PING使用者20人のうち10人が、モデル名に「PLD」を含むパターを使用しています。
一方、2026年モデルのSCOTTSDALE TECは、アドレス時の視線やアライメントに着目したシリーズです。
ALLY BLUE ONSET、ALLY BLUE H、KETSCH ONSETなど、形状やネックの違いによってストロークに合わせて選べます。
こんな方におすすめ
- アドレスしたときの構えやすさを重視する方。
- 自分のストロークに合うネック形状を選びたい方。
- ブレード型とマレット型の両方を比較したい方。
- 打感にこだわる削り出しモデルに興味がある方。
- 国内外のプロが使用するPINGのパターを試したい方。
選ばれる理由・特徴
- 今回の集計では137人中20人が使用。
- PING使用者のうち10人がPLDシリーズを使用。
- 2026年モデルのSCOTTSDALE TECは視線とアライメントに着目。
- ALLY BLUEやKETSCHなど複数のマレット形状を展開。
- PLD MILLEDシリーズではANSERやDS72などを選択できる。
- 長さやライ角など、フィッティングを重視して選べる。
アマチュアにおすすめのモデルはSCOTTSDALE TEC ALLY BLUE ONSET
SCOTTSDALE TEC ALLY BLUE ONSETは、目標方向への構えやすさと、マレット型の安定感を重視する方におすすめです。
長いサイトラインによってヘッドの向きを確認しやすく、視線を落ち着かせながらストロークできます。また、オンセット形状により、マレット型の安心感を持ちながらフェースを動かしやすい点も特徴です。
ウィンダム・クラークや鈴木愛のクラブセッティングでも、同シリーズのALLY BLUE ONSETが確認されています。
「大型マレットを使いたいけれど、構えにくさや操作しにくさが気になる」という方に向いています。
モデル比較表
| モデル | 主な特徴 | ヘッド形状 | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|
| SCOTTSDALE TEC ALLY BLUE ONSET | 長いサイトラインとオンセット設計を採用 | マレット | 構えやすさと安定感を重視する方 |
| SCOTTSDALE TEC ALLY BLUE H | クランクネックと直線的なヘッド形状 | マレット | オフセットのある形状を好む方 |
| SCOTTSDALE TEC KETSCH ONSET | 複数のサイトラインと丸みのあるヘッドが特徴 | マレット | 視覚的な合わせやすさを重視する方 |
| PLD MILLED ANSER | 伝統的なANSER形状の削り出しモデル | ブレード | 操作性と打感を重視する方 |
| PLD MILLED DS72 | コンパクトなマレット形状の削り出しモデル | ミッドマレット | 安定感と操作性を両立したい方 |
| SCOTTSDALE DS72 | DS72形状の構えやすさと安定感が特徴 | ミッドマレット | 大きすぎないマレットを探している方 |
主な使用プロゴルファー
- ウィンダム・クラーク:Scottsdale Tec Ally Blue Onset
- トニー・フィナウ:Scottsdale Tec Ally Blue
- ホアキン・ニーマン:PLD ANSER 2
- ビクトル・ホブラン:PLD DS 72 Prototype
- ティレル・ハットン:PLD Oslo
- 佐久間朱莉:SCOTTSDALE DS 72
- 鈴木愛:SCOTTSDALE TEC ALLY BLUE ONSET
- 金谷拓実:Sigma2 Arna
- 畑岡奈紗:Scottsdale TR Piper C
第5位|ラブ・ゴルフ(L.A.B. Golf)パター
使用人数:5人
使用率:3.6%
代表的なシリーズ:DF3、OZ.1i、MEZZ.1 MAX、DF2.1など
L.A.B. Golfは、今回の集計で5人の海外男子プロゴルファーが使用していたパターブランドです。
ブランド名の「L.A.B.」は、「Lie Angle Balance」の略称です。
ストローク中にパターフェースが意図せず開閉しにくいよう、ライ角バランスを調整した設計を特徴としています。
使用モデルは、DF3、OZ.1i、MEZZ.1 MAX、DF2.1などです。
特に、フェースの向きが安定しない方や、ショートパットで引っかけ・押し出しが出やすい方にとって、候補となるブランドです。
ただし、モデルによって形状や構えたときの印象が大きく異なるため、実際に試打しながら選ぶことをおすすめします。
こんな方におすすめ
- ショートパットの引っかけや押し出しに悩んでいる方。
- ストローク中のフェースの開閉を抑えたい方。
- ゼロトルク系のパターに興味がある方。
- 大型マレットの安定感を求めている方。
- 長さやライ角も含めてパターを選びたい方。
選ばれる理由・特徴
- 今回の集計では137人中5人が使用。
- フェースの開閉を抑えるライ角バランス技術が特徴。
- DF3、OZ.1i、MEZZ.1 MAXなど複数の形状から選択できる。
- 標準長だけでなく、中尺・長尺などの仕様も展開。
- J.J.スポーン、アダム・スコットなどが使用。
- 自分のアドレスに合う長さやライ角を確認することが重要。
アマチュアにおすすめのモデルはDF3
DF3は、L.A.B. Golfの特徴であるライ角バランス技術を体感しやすいモデルです。
大型マレットの安定感がありながら、先行モデルのDF2.1と比較してヘッド形状が整理され、構えたときの印象にも配慮されています。
ストローク中にフェースの向きが変わりやすい方や、短い距離のパットで手先が動いてしまう方は、一度試打してみる価値があります。
J.J.スポーンのクラブセッティングにもDF3が掲載されています。
モデル比較表
| モデル | 主な特徴 | ヘッド形状 | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|
| DF3 | 安定感を重視したライ角バランス設計 | 大型マレット | フェースの向きを安定させたい方 |
| OZ.1i | ステンレスインサートによるしっかりした打感 | マレット | 一般的なマレットに近い形状を好む方 |
| OZ.1 | アルミ一体型による比較的ソフトな打感 | マレット | 柔らかめの打感を重視する方 |
| MEZZ.1 MAX | 大きめのマレット形状による安心感 | 大型マレット | 構えたときの安定感を求める方 |
| DF2.1 | 独特な大型ヘッド形状と高い安定感が特徴 | 大型マレット | ヘッドの安定性を優先したい方 |
主な使用プロゴルファー
- J.J.スポーン:DF3
- ルーカス・ハーバート:OZ.1i
- アダム・スコット:Mezz.1 Max Prototype
- ジェイソン・ダフナー:DF2.1
- ウィル・ザラトリス:Mezz.1 Max
※アダム・スコットの使用モデルは「Mezz.1 Max Prototype」です。OZ.1シリーズの開発への関わりと、当サイトに掲載されている現在の使用モデルは区別しています。
パターの選び方

プロの使用ブランドは、パター選びの参考になります。ただし、同じブランドでもヘッド形状やネック、長さによって振り心地は大きく変わります。
ここでは、自分に合うパターを選ぶ際に確認したいポイントをご紹介します。
① ヘッド形状で選ぶ
パターのヘッド形状は、大きく分けるとブレード型、マレット型、大型マレット型があります。
| ヘッド形状 | 主な特徴 | おすすめタイプ |
|---|---|---|
| ブレード型 | すっきりした見た目で操作性が高い | 距離感を打感やストロークで調整したい方 |
| マレット型 | 操作性と安定感のバランスがよい | 構えやすさと寛容性を両立したい方 |
| 大型マレット型 | ヘッドの安定感があり、目標方向に合わせやすい | 打点のばらつきや方向性が気になる方 |
例えば、スコッティ・キャメロンのNEWPORT 2やPINGのANSERはブレード型です。
一方、Spider Tour X、PHANTOM 5、オデッセイの#7は、マレット型の代表的なモデルです。
「どの形状が一番よいか」ではなく、構えたときに違和感がなく、目標方向へフェースを合わせやすい形状を選びましょう。
② ストロークタイプとネック形状で選ぶ
パターの振り方は、大きく分けると、フェースの開閉が比較的少ないストロークと、自然なアークを描くストロークがあります。
自分の振り方に合わないネック形状を選ぶと、フェースの向きが安定せず、引っかけや押し出しの原因になる場合があります。
| ネック形状 | 主な特徴 | 合いやすいストローク |
|---|---|---|
| ダブルベント | フェースの開閉を抑えやすいモデルが多い | 比較的まっすぐ振るタイプ |
| クランクネック | 構えやすさと適度な操作性を両立 | 自然なアークを描くタイプ |
| ショートスラント | ヘッドの動きを感じやすい | フェースの開閉を使うタイプ |
| センターシャフト | フェースの中心付近で構えやすい | ヘッドの動きをシンプルにしたい方 |
| ゼロトルク系 | フェースの回転を抑える設計 | 引っかけや押し出しが気になる方 |
ただし、ネック形状だけで相性が決まるわけではありません。
ヘッド形状や重心設計、ライ角によっても振り心地は変わるため、可能であれば実際に試打して確認しましょう。
③ 打感と距離感で選ぶ
パターは同じ距離を打つ場合でも、フェース素材やインサートの違いによって打感や打球音が変わります。
柔らかめの打感を好む方には、オデッセイのAi-DUALシリーズやPINGのインサート搭載モデルが候補になります。
一方、打った感覚をしっかり確認したい方は、スコッティ・キャメロンやPINGのPLD MILLEDシリーズなども比較してみましょう。
ただし、打感の好みと実際の距離感が必ずしも一致するとは限りません。
試打では1〜2メートルの短い距離だけでなく、5〜10メートル程度の距離も打ち、強さを調整しやすいモデルを選ぶことが大切です。
④ 長さとライ角を確認する
パターの長さやライ角が合っていないと、アドレス時にヒール側やトゥ側が浮き、フェースを目標方向へ合わせにくくなる場合があります。
確認したいポイントは、以下のとおりです。
- 無理のない前傾姿勢で構えられるか。
- 腕や肩に余計な力が入っていないか。
- ヘッドのソールが極端に傾いていないか。
- ボールの位置を自然に確認できるか。
- ストローク中に手元が窮屈にならないか。
一般的には33〜35インチ前後のモデルが多く展開されていますが、適切な長さは身長だけで決まるものではありません。
前傾姿勢、腕の長さ、構え方によっても変わるため、可能であればフィッティングを受けて確認することをおすすめします。
L.A.B. Golfのようにライ角バランスを特徴とするパターは、特に自分の構えに合った長さとライ角を確認することが重要です。
⑤ アライメントの見え方で選ぶ
アライメントとは、パターのヘッドに入っている線や模様など、目標方向を確認するための目印です。同じパターでも、線の長さや太さ、ヘッドの色によって、目標に対する合わせやすさが変わります。
例えば、
- オデッセイの2-BALLや1/2-BALL。
- テーラーメイドのSpiderシリーズ。
- PINGのSCOTTSDALE TEC。
- スコッティ・キャメロンのPHANTOMシリーズ。
などは、それぞれ異なる視覚的な工夫が取り入れられています。線が多いほど構えやすい方もいれば、シンプルな1本線のほうが集中できる方もいます。
自分が自然に目標方向を向けるデザインを選びましょう。
⑥ 試打では短い距離と長い距離の両方を確認する
パターの試打では、見た目や打感だけで判断しないことも大切です。
確認したいポイントは、以下のとおりです。
- 1〜2メートルのパットでフェースを目標へ向けやすいか。
- 5〜10メートルで距離感を合わせやすいか。
- 打点が少しずれても転がりが大きく変わらないか。
- 引っかけや押し出しが出にくいか。
- ヘッドの重さやグリップの太さに違和感がないか。
- ラウンド中も自然に構えられそうか。
プロ使用率が高いモデルであっても、自分のストロークに合わなければ、安定した結果にはつながりません。
「一番有名なモデル」よりも、「同じストロークを繰り返しやすいモデル」を選ぶことが大切です。
よくある質問

2026年に最も多く使われているパターブランドは?
当サイトに掲載している2026年のクラブセッティング137選手を集計した結果、最も多かったブランドはオデッセイです。43人が使用しており、使用率は31.4%でした。
続いて、テーラーメイドが33人、スコッティ・キャメロンが32人、PINGが20人となっています。
なお、これはツアー全体の公式使用率ではなく、当サイト掲載選手を対象とした独自集計です。
プロ使用率が高いパターはアマチュアにもおすすめですか?
プロが使用しているブランドは、モデル選びの参考になります。ただし、プロのパターには、ヘッド形状やネック、長さ、ライ角などを個別調整したツアー仕様もあります。
そのため、プロと同じブランドやモデル名だけで選ぶのではなく、自分のストロークに合うヘッド形状やネック形状を確認することが大切です。
初心者はどのようなパターを選べばよいですか?
初心者の方には、目標方向に構えやすく、打点のばらつきにも対応しやすいマレット型や大型マレット型が候補になります。
例えば、オデッセイの#7や2-BALL、テーラーメイドのSpider Tour X、PINGのALLY BLUEシリーズなどです。
ただし、マレット型がすべての方に合うわけではありません。大型ヘッドに違和感がある場合は、ミッドマレットやブレード型も試打して比較しましょう。
Spider Tour Xはどのような人に向いていますか?
Spider Tour Xは、マレット型の安定感を求めながら、ヘッドの操作性もある程度確保したい方に向いています。
今回の集計でも、スコッティ・シェフラー、ロリー・マキロイ、コリン・モリカワ、山下美夢有などが使用していました。
ネック形状によって振り心地が変わるため、可能であれば複数の仕様を比較することをおすすめします。
スコッティ・キャメロンは初心者には難しいですか?
スコッティ・キャメロンには、NEWPORTのようなブレード型だけでなく、PHANTOMシリーズのマレット型もあります。そのため、ブランド自体が初心者向けではないというわけではありません。
安定感を重視する方は、PHANTOM 5、PHANTOM 7、PHANTOM 9などを比較してみてください。
ゼロトルクパターとは何ですか?
ゼロトルクパターとは、ストローク中にフェースが意図せず開閉する動きを抑えることを目的としたパターです。
代表的なブランドやシリーズには、L.A.B. Golf、オデッセイのSquare 2 Square、テーラーメイドのSpider ZTなどがあります。
フェースの向きを安定させやすい一方、構え方や振り心地は一般的なパターと異なる場合があります。購入前には、自分のストロークに合うかどうかを試打で確認しましょう。
プロが使用するPrototypeモデルは購入できますか?
プロが使用しているPrototypeモデルは、ツアー用に製作されたものが多く、同じ仕様で一般販売されていない場合があります。
特にスコッティ・キャメロンは、今回の集計で使用者32人中25人のモデル名に「Prototype」または「Proto」が含まれていました。
同じブランドの市販モデルから、ヘッド形状、ネック形状、打感が近いものを選ぶことをおすすめします。
パターは何年ごとに買い替えるべきですか?
パターに決まった買い替え時期はありません。
構えやすく、距離感や方向性に問題がなければ、長く使用することもできます。
一方、以下のような場合は、買い替えや調整を検討してみてください。
- 以前よりもショートパットのミスが増えた。
- 引っかけや押し出しが続いている。
- 長さやライ角が合っていないと感じる。
- グリップが劣化して滑りやすくなった。
- ヘッドの向きを目標方向へ合わせにくい。
- 打感や距離感に違和感が出てきた。
グリップ交換や長さの調整だけで改善する場合もあるため、いきなり買い替えるのではなく、現在のパターの状態も確認してみましょう。
まとめ

2026年のクラブセッティング記事を独自集計した結果、最も使用人数が多かったパターブランドはオデッセイでした。
- 🥇 第1位|オデッセイ(ODYSSEY)|43人・31.4%
- 🥈 第2位|テーラーメイド(TaylorMade)|33人・24.1%
- 🥉 第3位|スコッティ・キャメロン(Scotty Cameron)|32人・23.4%
- 第4位|ピン(PING)|20人・14.6%
- 第5位|ラブ・ゴルフ(L.A.B. Golf)|5人・3.6%
オデッセイは幅広いヘッド形状とモデルの選択肢があり、テーラーメイドはSpiderシリーズの使用が目立ちました。
スコッティ・キャメロンはツアープロトタイプを使用する選手が多く、PINGはPLDシリーズやSCOTTSDALE TECシリーズが幅広く使用されています。
L.A.B. Golfは使用人数こそ多くありませんが、フェースの開閉を抑える独自のライ角バランス設計を採用しています。
プロの使用ブランドは、パター選びの参考になります。
ただし、実際に選ぶ際は、ヘッド形状、ネック形状、打感、長さ、ライ角を比較し、自分が自然に構えられるモデルを見つけることが大切です。
気になるパターが見つかった場合は、できるだけ試打を行い、短い距離だけでなく、長い距離での方向性や距離感も確認してみてください。
※使用人数・使用率は、当サイトのクラブセッティング掲載情報を独自集計したものです。2026年8月25日時点。
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