ユーティリティは、フェアウェイウッドとアイアンの間の距離を埋めるクラブです。
ロングアイアンよりボールを上げやすく、フェアウェイウッドより短くて振りやすいため、長いパー3のティーショットや、距離の残ったセカンドショットなどで活躍します。
一方、キャロウェイ・タイトリスト・PING・スリクソン・ブリヂストン・テーラーメイドなど、各ブランドから特徴の異なるモデルが発売されているため、
「どのブランドのユーティリティを選べばよいの?」
「2026年に活躍しているプロは、どのユーティリティを使っている?」
と迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、当サイト「ゴルフトレンド」のクラブセッティングに掲載している2026年の国内外主要プロゴルファーを対象に、使用しているユーティリティブランドを独自集計しました。
ユーティリティの使用を確認できた69選手のデータをもとに、使用人数が多かった6ブランドと、それぞれの特徴、アマチュアにおすすめの現行モデルをご紹介します。
プロの使用ブランドだけでなく、ロフト角やヘッド形状、アイアンとの飛距離のつながりを考えた選び方もまとめています。自分に合った1本を探す際の参考にしてみてください。
※当ページのランキングは、国内外ツアー全体の公式使用率ではなく、当サイト掲載選手を対象とした独自集計です。
ランキングの集計方法
今回のランキングは、当サイトの「プロゴルファー・クラブセッティング」に掲載している2026年の選手を対象に作成しています。
集計条件
- 2026年のクラブセッティング記事133選手分を確認
- ユーティリティ、ハイブリッド、レスキューの記載がある69選手を集計
- 1人が同一ブランドを複数本使用している場合は1件としてカウント
- 1人が異なる2ブランドを併用している場合は、それぞれのブランドに1件ずつ加算
- アイアン型ユーティリティは、記事内でユーティリティとして掲載している場合のみ集計
- 日本語・英語などのブランド表記を統一
- 2026年8月公開分までの掲載情報を使用
選手によっては、コースの距離や芝の状態、風などに合わせてクラブを入れ替えることがあります。新しい情報が確認できた場合は、随時ランキングを更新します。
また、異なるブランドを併用している選手がいるため、ブランド別人数の合計は69人を上回り、使用率の合計も100%を超えます。
プロ使用ユーティリティブランドランキング一覧
スクロールできます
| 順位 | ブランド名 | 使用人数 | 使用率 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| 🥇1位タイ | キャロウェイ(Callaway) | 14人 | 20.3% | 飛距離性能とモデルの選択肢を重視する方 |
| 🥇1位タイ | タイトリスト(Titleist) | 14人 | 20.3% | 安定性と弾道調整、構えやすさを重視する方 |
| 🥉3位 | ピン(PING) | 11人 | 15.9% | 高弾道とミスへの強さを求める方 |
| 4位タイ | スリクソン(SRIXON) | 9人 | 13.0% | 飛距離と操作性のバランスを求める方 |
| 4位タイ | ブリヂストン(BRIDGESTONE) | 9人 | 13.0% | つかまりと高弾道を重視する方 |
| 4位タイ | テーラーメイド(TaylorMade) | 9人 | 13.0% | 弾道調整とアイアンからのつながりを重視する方 |
このほか、ヤマハが2人、コブラ・ヨネックス・ゼクシオが各1人となっています。
2026年は、キャロウェイとタイトリストが14人・使用率20.3%で同率1位となりました。続いてPINGが11人、スリクソン・ブリヂストン・テーラーメイドが各9人です。
上位6ブランドの差は比較的小さく、特定の1ブランドに大きく集中していません。プロもブランド名だけで選ぶのではなく、必要な飛距離、打ち出しの高さ、ヘッド形状、アイアンとのつながりなどを考えて組み合わせていることが分かります。
プロ使用率が高いユーティリティブランドTOP6
🥇 第1位タイ|キャロウェイ(Callaway)
現行の主なモデル:QUANTUM MAX/QUANTUM MAX FASTユーティリティ
キャロウェイは14人が使用し、タイトリストと並んで同率1位となりました。
2026年のQUANTUMシリーズには、アイアンのようにコントロールしやすいQUANTUM MAXと、やや大きめのヘッドでボールを上げやすいQUANTUM MAX FASTが用意されています。
一方、プロのセッティングではAPEX UWや過去モデルも多く使われています。新しいモデルへ一斉に替えるのではなく、必要な飛距離と弾道を安定して打てるクラブを長く使う選手がいる点も、ユーティリティ選びの参考になります。
使用人数:14人
使用率:20.3%
アマチュアにおすすめのモデルはQUANTUM MAX FAST
QUANTUM MAX FASTは、大きめでシャローなヘッドに安心感があり、ボールの上がりやすさを重視したい方におすすめです。
3Hから8Hまで幅広い番手が用意されているため、ロングアイアンを1本だけ置き換えたい方はもちろん、5番・6番アイアンまでユーティリティに替えたい方も飛距離の階段を作りやすくなっています。
アイアンに近い見た目と操作性を求める方は、QUANTUM MAXも比較してみましょう。
こんな方におすすめ
- 飛距離性能とミスヒットへの強さを両立したい方
- ロフト角やライ角を調整して飛距離の間隔を合わせたい方
- アイアン感覚で狙える形状と、球を上げやすい形状から選びたい方
選ばれる理由・特徴
- 今回の集計では69人中14人が使用する同率1位
- QUANTUM MAXとMAX FASTでヘッド形状や重量帯を選べる
- フェース下部の打点でもボールスピードの低下を抑える設計
- ロフト角とライ角を調整でき、番手間の飛距離を合わせやすい
- プロにはAPEX UWやParadym系など過去モデルの使用者も多い
モデル比較表
| モデル | 主な特徴 | ロフト構成 | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|
| QUANTUM MAX | スリムな形状でコントロールしやすい | 19・21・24・27・30度 | アイアン感覚で狙いたい方 |
| QUANTUM MAX FAST | 大きめで球を上げやすく、軽量シャフトも選べる | 20・22・25・28・31・34度 | やさしさと高弾道を重視する方 |
主な使用プロゴルファー
※使用モデルは選手ごとに異なり、現行モデル以外も含まれます。
🥇 第1位タイ|タイトリスト(Titleist)ユーティリティ
現行の主なモデル:GT1/GT2/GT3ユーティリティメタル
タイトリストも14人が使用し、キャロウェイと並んで同率1位となりました。
GTユーティリティメタルは、軽量で高弾道を打ちやすいGT1、シリーズで最も高い慣性モーメントを備えるGT2、操作性を重視したGT3の3モデルから選べます。
同じブランドの中で、やさしさ・安定性・操作性の違いが明確なため、自分のヘッドスピードや打点傾向、求める弾道に合わせやすいことが魅力です。
使用人数:14人
使用率:20.3%
アマチュアにおすすめのモデルはGT2
GT2は、シリーズで最も高い慣性モーメントを備え、打点が多少ずれても弾道と飛距離を安定させたい方におすすめです。
18度・21度・24度を用意しており、3番・4番アイアンの代わりや、フェアウェイウッドとアイアンの間を埋めるクラブとして使いやすいモデルです。
クラブを軽くして高い球を打ちたい方はGT1、ヘッドを操作して球筋を打ち分けたい方はGT3も試打して比較しましょう。
モデル比較表
こんな方におすすめ
- 構えやすさと弾道の安定性を重視する方
- ヘッドの操作性や飛距離の打ち分けも求める方
- フィッティングで弾道や方向性を細かく調整したい方
選ばれる理由・特徴
- 今回の集計では69人中14人が使用する同率1位
- GT1・GT2・GT3の3タイプから選べる
- ウェイト調整によって打ち出し角や方向性を合わせやすい
- 18度から29度まで、モデルをまたいで幅広いロフトを選択できる
- 現行GTシリーズだけでなく、TS・816など過去モデルもプロが使用
| モデル | 主な特徴 | ロフト構成 | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|
| GT1 | 軽量で高弾道、ロフト構成が豊富 | 20・23・26・29度 | 楽に振って球を上げたい方 |
| GT2 | 高慣性モーメントで安定性を重視 | 18・21・24度 | ミスへの強さを求める方 |
| GT3 | コンパクトで操作性を重視 | 19・21・24度 | 球筋と距離を打ち分けたい方 |
主な使用プロゴルファー
※使用モデルは選手ごとに異なり、現行モデル以外も含まれます。
第3位|ピン(PING)ハイブリッド
現行の主なモデル:G440/G440 HLハイブリッド
PINGは11人が使用し、第3位となりました。
G440ハイブリッドは、低重心化による高い打ち出しと、フェース上下の打点がずれたときの飛距離ロスを抑える設計が特徴です。2番17度から7番34度までロフト構成が豊富で、1本だけ追加するセッティングにも、複数本を並べるセッティングにも対応しやすくなっています。
ロフト角とライ角の調整機能もあり、左へのミスを抑えたい方はフラット設定を試すなど、弾道を合わせやすい点も魅力です。
使用人数:11人
使用率:15.9%
アマチュアにおすすめのモデルはG440ハイブリッド
G440ハイブリッドは、ボールを上げやすく、ミスヒット時にもキャリーを安定させたい方におすすめです。
一般的には、初めてユーティリティを入れるなら23度または26度が候補になります。ただし、番手表記だけで決めず、現在使っているフェアウェイウッドとアイアンのキャリーを測り、その中間を打てるロフトを選びましょう。
ヘッドスピードがゆっくりで、さらに軽さと高さを求める方はG440 HLも候補です。
こんな方におすすめ
- 高弾道でグリーンを狙いたい方
- フェース上下の打点が安定しない方
- ロフト角やライ角を調整して使いたい方
選ばれる理由・特徴
- 今回の集計では69人中11人が使用する第3位
- 17度から34度まで6種類のロフトを展開
- 打点が上下にずれた際の飛距離ロスを抑えやすい
- ロフト角・ライ角を8ポジションで調整できる
- カーボンからスチールまで純正シャフトの選択肢が多い
モデル比較表
| モデル | 主な特徴 | ロフト構成 | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|
| G440 | 高弾道・高初速と調整機能を両立 | 17・20・23・26・30・34度 | 幅広いゴルファー |
| G440 HL | 軽量設計で振りやすく球を上げやすい | 複数番手を展開 | ヘッドスピードがゆっくりな方 |
主な使用プロゴルファー
※使用モデルは選手ごとに異なり、現行モデル以外やアイアン型モデルも含まれます。
第4位タイ|スリクソン(SRIXON)ユーティリティ
現行の主なモデル:ZXiハイブリッド
使用人数:9人
使用率:13.0%
スリクソンは9人が使用し、ブリヂストン、テーラーメイドと並ぶ第4位タイとなりました。
ZXiハイブリッドは、ボールスピードを高めるフェース設計に加え、従来より大きくなったヘッド形状による安心感と寛容性が特徴です。
17度から28度まで5種類を用意しており、フェアウェイウッド寄りの飛距離を求める方から、5番・6番アイアンの代わりを探している方まで選びやすくなっています。
アマチュアにおすすめのモデルはZXiハイブリッド
ZXiハイブリッドは、飛距離性能と高弾道、構えやすさのバランスを求める方におすすめです。
ロングアイアンの代わりなら22度または25度が候補になります。より長い距離を狙う17度・19度は、ボールを上げるためにある程度のヘッドスピードが必要になるため、試打でキャリーを確認しましょう。
こんな方におすすめ
- 高弾道でも前へ進む強い球を打ちたい方
- やさしさだけでなく操作性も求める方
- ロフトやライ角を自分に合わせて調整したい方
選ばれる理由・特徴
- 今回の集計では69人中9人が使用する第4位タイ
- ZXiは17・19・22・25・28度の5種類を展開
- 大きめのヘッド形状で構えたときの安心感がある
- ロフト・ライ・フェース角を調整できる
- 国内女子プロを中心に複数本を入れるセッティングが見られる
主な使用プロゴルファー
※使用モデルは選手ごとに異なり、ZX Mk IIなど過去モデルも含まれます。
第4位タイ|ブリヂストン(BRIDGESTONE)
現行の主なモデル:BX1ST HY/BX2HT HY
使用人数:9人
使用率:13.0%
ブリヂストンも9人が使用し、第4位タイとなりました。
BX2HT HYは、ヒール側にウェイトを配置したドローバイアス設計と、ボールを拾いやすいオフセット形状が特徴です。右へのミスを抑えながら、高い弾道でグリーンを狙いたい方の候補になります。
一方のBX1ST HYは、より構えやすさや操作性を求める方に向くモデルです。球をつかまえて上げたいのか、自分で球筋をコントロールしたいのかで選び分けましょう。
アマチュアにおすすめのモデルはBX2HT HY
BX2HT HYは、ユーティリティでボールが上がりにくい方や、右へ抜けるミスが多い方におすすめです。
特に、ロングアイアンではキャリーが不足する方や、ラフからでも無理なくグリーン付近まで運びたい方にとって試す価値があります。左へのミスが多い方は、つかまりが強すぎないか試打で確認しましょう。
こんな方におすすめ
- 右へのミスを抑えて、つかまった球を打ちたい方
- フェアウェイやラフからボールを拾いやすいモデルを探している方
- 高弾道でグリーンを狙いたい方
選ばれる理由・特徴
- 今回の集計では69人中9人が使用する第4位タイ
- BX2HT HYはドローバイアス設計で球をつかまえやすい
- 低重心・高慣性モーメント化によって高弾道と安定性を狙っている
- フェースの滑りを抑え、濡れた芝などからでも弾道を安定させやすい
- 国内女子プロを中心に使用者が多い
モデル比較表
| モデル | 主な特徴 | おすすめタイプ |
|---|---|---|
| モデル | 主な特徴 | おすすめタイプ |
| BX1ST HY | 構えやすさと操作性を重視 | 球筋をコントロールしたい方 |
| BX2HT HY | ドローバイアスで高弾道、拾いやすい形状 | つかまりとやさしさを求める方 |
主な使用プロゴルファー
※使用モデルは選手ごとに異なり、過去モデルやアイアン型モデルも含まれます。
第4位タイ|テーラーメイド(TaylorMade)レスキュー
現行の主なモデル:Qi4D/Qi4D MAX LITEレスキュー
テーラーメイドも9人が使用し、第4位タイとなりました。
Qi4Dレスキューは、弾道調整機能を備えたバランス型です。従来モデルよりシャフトを短くし、アイアンから持ち替えたときに振りやすい流れを目指しています。
Qi4D MAX LITEは、軽量で高弾道、直進性を重視したモデルです。ヘッドスピードがゆっくりな方や、ロングアイアンをやさしく置き換えたい方の候補になります。
使用人数:9人
使用率:13.0%
アマチュアにおすすめのモデルはQi4D MAX LITE
Qi4D MAX LITEは、ボールの上がりやすさとミスへの強さを優先したい方におすすめです。
しっかり振れる重量があり、弾道を調整しながら距離を合わせたい方はQi4Dを選びましょう。軽さだけで選ぶとスイング中のタイミングが合わないこともあるため、アイアンとの重量差も確認してください。
モデル比較表
こんな方におすすめ
- フェアウェイウッドとアイアンの間を違和感なくつなぎたい方
- ロフト角を調整してキャリーを合わせたい方
- ミスヒット時の飛距離と方向のばらつきを抑えたい方
選ばれる理由・特徴
- 今回の集計では69人中9人が使用する第4位タイ
- Qi4DはTASウェイトとロフトスリーブによる調整が可能
- アイアンからの流れを意識した短めのシャフト設計
- フェース下部のミスヒットでもボール初速を維持しやすい
- Qi4D MAX LITEは軽量・高弾道・直進性重視
| モデル | 主な特徴 | 弾道傾向 | おすすめタイプ |
|---|---|---|---|
| Qi4D | TASウェイト・ロフトスリーブを搭載したバランス型 | 中~高弾道・中スピン | 弾道を調整して狙いたい方 |
| Qi4D MAX LITE | 軽量で直進性と寛容性を重視 | 高弾道・中高スピン | 楽に球を上げたい方 |
主な使用プロゴルファー
※使用モデルは選手ごとに異なり、Qi35やQi10など過去モデルも含まれます。
ユーティリティの選び方

① 先に「埋めたい飛距離」を決める
ユーティリティは、人気モデルや番手から選ぶのではなく、現在のクラブセッティングで空いている飛距離を確認してから選ぶことが大切です。
まず、最も短いフェアウェイウッドと、最も長いアイアンの平均キャリーを測りましょう。
例えば、7番ウッドのキャリーが180ヤード、5番アイアンのキャリーが155ヤードなら、その間の165~170ヤード前後を安定して打てるユーティリティが候補です。
ランを含む最大飛距離ではなく、グリーンまで運べる「平均キャリー」で比較すると、コースで使いやすいセッティングになります。
② 番手ではなくロフト角を比較する
同じ「4番ユーティリティ」でも、ブランドやモデルによってロフト角は異なります。
| 置き換えたいクラブの目安 | 検討しやすいロフト角の目安 |
|---|---|
| 置き換えたいクラブの目安 | 検討しやすいロフト角の目安 |
| 3番アイアン | 19~21度前後 |
| 4番アイアン | 22~24度前後 |
| 5番アイアン | 25~27度前後 |
| 6番アイアン | 28~30度前後 |
上の表はあくまで目安です。ユーティリティは同じロフト角のアイアンよりシャフトが長く、飛距離が出る場合があります。必ず実際のキャリーを確認してください。
③ ウッド型かアイアン型かで選ぶ
ユーティリティは、大きく分けてウッド型とアイアン型があります。
| タイプ | 主な特徴 | おすすめタイプ |
|---|---|---|
| ウッド型 | ボールを上げやすく、ミスヒットに強い | 初心者、アベレージゴルファー、高弾道を打ちたい方 |
| アイアン型 | 方向性や操作性を出しやすく、強い弾道を打ちやすい | アイアンが得意な方、吹け上がりを抑えたい方 |
ロングアイアンが苦手でユーティリティを入れる場合は、まずウッド型から試すのがおすすめです。
④ 球の上がりやすさとつかまりで選ぶ
ユーティリティで多い悩みは、「球が上がらない」「右へ抜ける」「左へ引っかける」の3つです。
| 主な悩み | 選び方の方向性 | 候補モデル例 |
|---|---|---|
| 主な悩み | 選び方の方向性 | 候補モデル例 |
| 球が上がらない | 大きめ・低重心・ロフト多め | QUANTUM MAX FAST、GT1、G440 HL、Qi4D MAX LITE |
| 右へ抜ける | ドローバイアス・オフセット形状 | BX2HT HY、つかまりを重視した軽量モデル |
| 左へ引っかける | ニュートラルな重心・フラット調整 | GT2・GT3、G440のフラット設定、Qi4D |
| 打点がばらつく | 高慣性モーメント・大きめのヘッド | GT2、G440、ZXi、QUANTUM MAX FAST |
つかまりの強いモデルは、スライスを軽減しやすい一方、もともと左へのミスが多い方には合わない場合があります。普段のミスの方向を基準に選びましょう。
⑤ アイアンとの重量の流れを確認する
ユーティリティのシャフトが軽すぎると、切り返しでタイミングが合わなかったり、左へのミスが増えたりすることがあります。反対に重すぎると、球が上がらず、ラウンド後半に振り切れなくなる場合があります。
確認したいポイントは次のとおりです。
- フェアウェイウッドからユーティリティ、アイアンへ徐々に重くなっているか
- 普段のテンポで無理なく振り切れるか
- アイアンから持ち替えたときに急に軽く感じないか
- 10球ほど続けて打っても同じ高さと方向を出せるか
プロと同じヘッドを選ぶ場合でも、同じシャフトや硬さがアマチュアに合うとは限りません。ヘッドは候補選びの参考にし、シャフトは自分のスイングとクラブ全体の流れに合わせましょう。
⑥ 試打ではナイスショットより平均値を見る
試打では、一番飛んだ1球だけで判断しないようにしましょう。
特に確認したいのは、次の5点です。
- 平均キャリー
- 弾道の高さ
- 左右のばらつき
- ミスヒット時の飛距離低下
- 前後のクラブとの飛距離差
最大飛距離が少し短くても、平均キャリーが安定し、グリーン上で止めやすいモデルのほうが、実際のラウンドではスコアにつながりやすくなります。
よくある質問(FAQ)

2026年に最も多く使われているユーティリティブランドは?
当サイトの2026年クラブセッティングでユーティリティの使用を確認できた69選手を集計した結果、キャロウェイとタイトリストが各14人・使用率20.3%で同率1位でした。
続いてPINGが11人、スリクソン・ブリヂストン・テーラーメイドが各9人となっています。
ユーティリティ、ハイブリッド、レスキューの違いは?
基本的には、同じカテゴリーのクラブを指す呼び方です。
一般的に日本では「ユーティリティ」、海外では「ハイブリッド」と呼ばれることが多く、テーラーメイドは商品名に「レスキュー」を使用しています。
ただし、メーカーによってウッド型とアイアン型の分類や名称が異なるため、購入時はヘッド形状も確認しましょう。
初心者には何度のユーティリティがおすすめですか?
最初の1本なら、22~26度前後が比較的使いやすい候補です。
長すぎず、ボールも上げやすいため、4番・5番アイアンの代わりとして使いやすくなります。ただし、適切なロフトはヘッドスピードや現在のアイアンの飛距離によって変わるため、試打で平均キャリーを確認してください。
ユーティリティを2本以上入れてもよいですか?
問題ありません。ロングアイアンが苦手な方は、4番・5番アイアンを抜いて、ロフトの異なるユーティリティを2本入れると距離を打ち分けやすくなります。
ただし、2本のキャリー差がほとんど変わらない場合は役割が重複します。10~15ヤード程度の間隔を作れるか確認しましょう。
フェアウェイウッドとユーティリティはどちらがやさしいですか?
同程度のロフトなら、フェアウェイウッドはシャフトが長く、ヘッドも大きいため、高さと飛距離を出しやすい傾向があります。ユーティリティは短くて振りやすく、ラフや傾斜地でも使いやすいことがメリットです。
飛距離と高弾道を優先するならフェアウェイウッド、振りやすさと方向性を優先するならユーティリティを中心に比較しましょう。
プロが使うモデルは初心者にもおすすめですか?
プロが選んでいるブランドは、候補を絞る参考になります。しかし、プロが使用する低ロフトや重く硬いシャフトが、そのまま初心者に合うとは限りません。
同じブランドでも、軽量・高弾道・寛容性重視のモデルを選び、自分のスイングに合うシャフトを組み合わせることが大切です。
まとめ

2026年のクラブセッティング記事を独自集計した結果、最も使用人数が多かったユーティリティブランドは、キャロウェイとタイトリストでした。
- 🥇第1位タイ:キャロウェイ(Callaway)|14人・20.3%
- 🥇第1位タイ:タイトリスト(Titleist)|14人・20.3%
- 第3位:ピン(PING)|11人・15.9%
- 第4位タイ:スリクソン(SRIXON)|9人・13.0%
- 第4位タイ:ブリヂストン(BRIDGESTONE)|9人・13.0%
- 第4位タイ:テーラーメイド(TaylorMade)|9人・13.0%
キャロウェイとタイトリストが同率1位となりましたが、PING以下との差も大きくありません。2026年は、必要な飛距離や弾道に合わせて複数ブランドへ分散しているのが特徴です。
プロ使用率の高さは、ブランドやモデルを選ぶ際の参考になります。ただし、ユーティリティで最も大切なのは、フェアウェイウッドとアイアンの間に適切なキャリー差を作ることです。
ブランド名や番手だけで決めず、ロフト角、球の上がりやすさ、つかまり、シャフト重量を比較しましょう。できれば試打やフィッティングを利用し、平均キャリーと左右のばらつきから、自分のスコアにつながる1本を選んでみてください。
※使用人数・使用率は、当サイトのクラブセッティング掲載情報を独自集計したものです(2026年8月公開分まで)。
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